最近の結婚式は多様化している

昔は結婚式場で式と披露宴をして、仲人さんがいて、持ち帰りの引き出物と鯛や赤飯やケーキを大きな袋につめて帰るというパターンでした。新婚旅行はすぐに行き、駅でみんなに見送られて新郎新婦が新幹線に乗っていく。たいていは200万から300万円ぐらいかかっていました。お仲人さんへのお礼もいりました。

今はずっと不景気が続いていたせいか、結婚式もあげないカップルが増えています。写真さえあればいいという人もいます。結婚式を神社であげると、10万円ぐらいで済むので、神社で式をあげ、バスで披露宴会場まで行く場合もあるし、後日親族だけ、または友人だけでレストランやホテルで簡単な披露宴をする人もいます。中にはやっぱり豪華な式にしたいと、こだわりのチャペルのある式場で式で披露宴に500万かけるひともいます。

何にお金をかけるかは当人たちが決める時代になっているようです。結婚式は親や親戚のプライドやメンツのためにあるのではないということに、みんな気がついたのでしょう。ドレスにお金をかけ、披露宴は小さなレストランを貸切にして会費制にする人もいます。会費制だと、いくらお祝いしようかと悩む必要もなく、お返しもいりませんし、あっさりしていいと思います。

昔は親族は未婚の人以外は女性は黒留袖でしたが、今はは新郎新婦のご両親はスーツに黒留袖が多いですが、他の親族や友人はスーツやワンピースでいいようです。お金をかけるよりもお祝いする気持ちが大事です。

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