結婚式の醍醐味について
結婚式では、恒例のイベントや装飾などがたくさんあります。ウェディングに関して行われるイベントや装飾などには必ず隠された意味や由来があります。まず、基本的な容姿から入ると、結婚式で新郎は胸元に花飾りを装着しますが、これは結婚式のブーケと関連があるもので、新婦もブーケと新郎が装着している同じ種類の花を用いることでプロポーズが成功した証を意味するものになります。また、日本の結婚式でも恒例の、花嫁がブーケを後ろ向きで投げ、未婚の女性がキャッチすると幸福に恵まれるブーケトスは有名ですが、海外ではブーケをトスする他に「ガータートス」があります。
ガータートスとは、ブーケトスと同じように花嫁がガーターを後ろ向きで投げ、未婚の男性がキャッチすると幸福に恵まれるという意味が込められています。もう1つ、結婚式の恒例イベントとして、挙式が無事終了し、新郎新婦が教会または会場の扉を開けて出てきたシーンで来場参加者が花びらを盛大に振りまく「フラワーシャワー」があります。このフラワーシャワーは、華々しいことから花びらを振りまくという外見上の意味だけでなく、悪魔や魔物から新郎新婦を守るために花の香りで魔除けするといった意味合いが込められています。まれに、日本では花びらの代わりに「お米」を振りまくシーンがありますが、これはライスシャワーと呼ばれるもので、稲穂が豊かに実るように子孫繁栄に恵まれることを切実に願った思いがあります。